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インタビュー

エクセル業務改善コンサルタントの小野眸さんのお話しをお伺いしました。
皆さんはエクセルというと、どんなイメージを描かれますでしょうか?
私もエクセルは表計算のソフトだと認識しておりましたが、小野さんのお話しをお伺いするにつれ、それは全くの固定概念だということがわかりました。
パソコンというと、苦手とされている方が少なくなく、スマホ時代の昨今、パソコンを持っていないかたが多く存在します。
その中で、「文系出身」だという、一見弱みを強みに変えてこられた、小野さんの変遷は大変興味深く、小野さんを頼って指導を受けたいとおっしゃる企業の人事や経理担当者、経営者が後を絶たないのは、理解できます。
私同様、このインタビューが皆さまの固定概念を変えるきっかけとなれば幸いです。

インタビュワー 株式会社hug マネジメント 北村壮一郎
文章構成:株式会社おふぃす・ともとも
撮影:谷地美貴

インタビューの様子の写真

小野 眸

あなたの知らないエクセルの使い方、教えます

北村:
講師業をされていらっしゃいますが、どういったことを教えておられるのでしょうか。

小野さん:
エクセルを日常的に使っていらっしゃる企業の方々に、エクセルのスキルアップ法、資料の改善などを指導させていただいています。

北村:
エクセルが不得意な方は多いですよね。

小野さん:
どの機能を、どこで使うのかというところが間違っている方が多いんです。
キッチンに例えるなら、フライパンが使いやすいからといって、フライパンでご飯を炊くようなケース。
せっかく適材適所の機能がついているわけですから、それを上手に使うことで、作業の効率がアップします。

北村:
なるほど、わかりやすいですね。
ところで、エクセルは表計算をするソフトだという認識があるんですが。

小野さん:
エクセルは、数字をうまく見せたり、分析したりするのに欠かせない道具です。
例えば、ウェブサイトにどのぐらいアクセスがあり、どのくらい滞在したかなどの数字管理ができます。
店舗であれば、毎日の売上と天候がどう関係しているか分析できます。
エクセルでデータを組み合わせることで、自分たちが気づいていないところが見えてくるんです。

北村:
なるほど。運用のことまで教えてくれるところは少ないと思うのですが。

小野さん:
そういった分析は、専門のシステムを入れないとできないと思いがちですが、実はエクセルでできるんですね。
そこら辺りを教えてくれるところが、一般のパソコン教室との違いだと思います。

文系からシステム開発の世界へ

小野さん:
私はもともと、企業でシステム開発をしていました。
総合商社のIT部門に配属され、そこでいろいろ勉強させてもらったんです。

北村:
いわゆるエンジニアだったわけですね。
たまたまIT部門に入られたんでしょうか。

小野さん:
そうです。
ですから、システム開発をやりたいという志も何もありませんでした。
なんで私がここに配属ですか?と人事の担当者に聞いたくらいです。

北村:
ということは、最初はお仕事が非常に大変だったのでは?

小野さん:
大変でした。私は理系ではなく文系でしたので。
それに、当時のコンピューターは大型で、今とまったく状況が違うんです。
しかも、私はすごく出来が悪くて。初めて作ったソフトをテストしようとして、大事なデータを壊しちゃったことがあるんです。
「もうコンピューター室に入らなくていいよ」と言われました。

北村:
できるようになったと実感したのは、何年くらい経ったころですか?

小野さん:
1年ぐらいです。本当に簡単なものでしたけど。

北村:
1年でできるようになるのはすごいですね。

小野さん:
先輩の仕事を手伝うなど、実務の中で学んでいましたから。
コンピューターには性格が出るというところも、面白かったですね。
緻密な先輩は緻密なプログラムを書きますし、アバウトな先輩はプログラムもザクッと感覚的。
また、アバウトな先輩に細かいことを聞くと、そんなのはできてからでいいんだよ、と面倒くさがられました。

北村:
なるほど。人の心も相手にしないといけなかったんですね。

小野さん:
結局、3年ほど勤めましたが、あの経験が土台になりました。
先輩には本当にお世話になりました。

北村:
土台作りの期間を経て、転職されたんですね。

小野さん:
結婚して子どもができて、私は普通に働き続けるつもりでいたんですけど、今みたいに男女雇用均等みたいなものもなく、会社からは当たり前のように「辞めるよね」と言われました。
いや、辞めないですと言ったら、え、どうして?という感じに。
居づらくなって、辞めざるを得なくなりました。
でも、私は仕事が大好きだった。専業主婦ができないんです。

北村:
ましてや、システム開発を学んでおられましたしね。

小野さん:
そうなんです。やっと自分で自由に作れるようになって、仕事の面白さがわかってきた時だったので、もう続けたくてしようがなかったんです。
でも古い体質の会社だったので、やっぱりダメですということになって。
そこからは、何でもいいから仕事をください、でした。
今で言う在宅ワークです。

北村:
テレワークの先駆けですね。

小野さん:
そうですね。今みたいにパソコンが自宅になかったので、使うときだけパソコンのあるところに通っていました。
それを3〜4年続けて、そこからはフリーになり、あちこち転々としました。
でも、フリーになって、商社時代とはぜんぜん厳しさが違うことを知りました。
商社の時は社内システムを作っていましたが、フリーで受ける仕事は業種もコンピューターもばらばらでしたから。

北村:
どんなシステムを作られたんですか?

小野さん:
売上管理、在庫、受発注、請求、給与、財務など、一通りは経験しました。
ちょっと変わったところでは、製本業界のシステムも作りました。印刷業界は特殊で、専門用語がたくさんあり、一般のシステムが使えませんでしたから。

北村:
そういったお仕事を通して、いろいろな業界のことを知ることができたんですね。

人事にこそエクセルの知識が必要

北村:
エクセルの講師になられたきっかけは?

小野さん:
システム開発には「35歳定年説」があります。
年齢を重ねると新しい技術を覚えられなくなりますし、優秀な若い技術者が出てきて仕事が減っていくんですね。
そこで、パソコン教室をやろうかなと思い、フランチャイズに加盟したこともあります。
人に操作説明をしたり、アフターフォローするのが私にはすごく楽しかった。そこに満足感を感じていました。
最終的には、出張講師にシフトしましたが。

北村:
こちらから出向いて教える、ということですよね。

小野さん:
そうです。そこからエクセルに特化していきました。

北村:
エクセルに特化している講師は少ないと思いますが、実際にやってみて、どういう感想をお持ちになられましたか?

小野さん:
会社員の方々は、営業やマーケティングといった本来業務があるのに、それをするためのツールとして、エクセルを使いこなさなければならない、という過酷な状況に置かれています。
そこに私が入ってお手伝いすることで、仕事の効率がグッっと変わってくると思います。

北村:
管理職の方々がエクセルを分かっていることも重要だと感じるのですが。

小野さん:
そうですね。それと、人事の方々もです。
最近、面接でエクセル試験を予告なしにされた、という話をよく聞きます。
その中で、IF関数分かりますか、VLOOKUP使えますか、ピボットはできますか、という質問が決まり文句のように出てきます。
これらの言葉を、聞いている人事の人が分かっていないんです。

北村:
自社に必要な人を採用するという意味では、人事の方々もエクセルのことを知っておいたほうがいいですよね。

自分たちでトレーニングできる仕組みを

北村:
実際、現場で教えていらっしゃる時は、どんなことに気を遣っておられますか?

小野さん:
専門用語は使わないようにしています。
それと、私自身、文系の出身だということをお伝えしています。
受講生の中には「私は理系ではないので、数学が得意じゃないんです」という方が多いですから。

北村:
講師が文系だと、受講生は安心しますよね。
私でも大丈夫なんだ、という気持ちになります。
受講者数は何人まで大丈夫なんでしょうか。

小野さん:
アシスタントがいれば48名くらいまで対応できますが、私1人ならベストは20名ぐらいまでです。
みなさんお一人お一人の感じが分かりますし、スキルのバラつきにも対応できます。

北村:
このくらいの受講期間が必要、という目安はありますか?

小野さん:
できれば2ヶ月ぐらいは。
1回聞いただけだと、みなさん忘れてしまうので、練習や実務などで困ったところをフィードバックする、ということが重要です。

北村:
忘れないようにする仕掛けみたいなのものは、あるんでしょうか?

小野さん:
私がずっと講師をし続けるのには限界があると思います。
理想としては、社内の方々でスキルアップし、スキルを改善していけるようになるのが一番いいと思うんですね。

北村:
なるほど、先生がいないと始まらないのではなく、自分たちで成長していけるのが理想だと。

小野さん:
そうです。
エクセルの仕様もどんどん変わっていきます。今年の秋には2019バージョンが出ますし。
昔覚えたことは、どんどん劣化していくんです。だから常にスキルの改善が必要です。
まずは基礎をしっかり学んでいただき、土台ができたら、自分たちでトレーニングしていく。
そういう形が、きっと作れると思います。

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ジャンル
Web・販促
対象
一般向け中間管理職向け女性社員向け新人向け
名前
小野 眸 プレミアム講師王冠
ふりがな
おの ひとみ
プロフィール

エクセル業務改善コンサルタント
Biz Improve代表
業界では異色の、文系出身のシステムエンジニアとして、某総合商社で複数のシステム開発に携わる。
退職後は、フリーランスのシステムエンジニアを経て、パソコン教室の運営にて起業。
その中でエクセルの奥深さを知ると共に、ビジネスシーンであまりにもエクセルの機能が活用されていないことを知り、エクセル専門のコンサルタントしての活動に特化。
現在は講座の開催はもちろん、エクセルを活用した業務改善など、経営に関わる部分までを総合コンサルティングする、経営者にとって心強い存在として全国で活動中。

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